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2021年12月29日

今年も、親から子どもの入社内定の確約をもらうオヤカク関連の事業が行われる

新潟県では「保護者のための就活応援講座(オンライン)」を実施中です

 

刑事ドラマを見ていると、容疑者の尾行や張り込み、いわゆる行動確認(コウカク)という言葉がしばしば登場します。

就職活動の世界にも以前から、オヤカクという言葉があります。

オヤカクとは、企業側が内定を出した学生の親に入社の承諾を得ること。最近では学生が就職活動時に企業について相談することも指し、親の就活への関わり度合いを示す象徴的な言葉になっているそうです。

そうした親の存在を意識してかどうかはわかりませんが、新潟県内の自治体でも、就職につなげるための親子で参加する企業見学バスツアーなどを行ってきています。そして今年も親を意識した事業が行われました。

その一つが、現在新潟県が行なっている「保護者のための就活応援講座(オンライン)」で12月に始まり、来年1月まで視聴できるようになっています。

このセミナーのページにはこう書かれています。

「我が子の進路は、保護者の皆様にとって大変気になることです。社会へ羽ばたこうとしている子どもたちが、これからどのような就職活動を行い、どんな困難に立ち向かうのか。また、親として、社会人の先輩として子どもたちをどうサポートしていけばよいか。採用する企業のパネルディスカッションや就職活動を終えた学生たちの声を通じて考えていくセミナーです。」

一方、他県の話になりますが、長崎県では今年2月より、保護者向けの若者定着支援動画として「逆転面接」を公開しました。

近年、若者の就職市場においては保護者の存在感が増してきている傾向にあり、長崎県としては、今回の動画を通して保護者に県内企業の魅力を知ってもらい、子どもと一緒に県内就職を考えるきっかけになってほしいという思いを込め、動画をつくったそうです。

企業の担当者が保護者の「オヤカク」認定をもらうため、奮闘する動画になっていて、親が子どもの就活における不安や疑問をぶつける様子、それにこたえる企業担当者の様子をドラマ風に表現しているそうです。

【関連記事】

学生の就活で存在感を増す保護者向けのイベントが相次いで開催(2018年8月20日)

 

記者: 有限会社にいがた経済新聞社

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