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2021年12月26日

フリーランスを対象にした意識調査、「ワーク・ライフ・バランス」を重視する傾向が強く、約8割がフリーランスを継続したいと回答

人財サービスのアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(東京都)は、現役フリーランスとして働いている300人を対象にフリーランスという働き方に関するアンケート調査を実施しました。調査は、2019年にも同条件の対象者に実施しており、経年による意識の変化についても比較分析しています。

調査は30代~40代の現役フリーランス(300人)に10月25日から29日までインターネットで行いました。

調査結果(サマリー)によりますと、フリーランスを選択した理由の1位は「自分のペースで仕事をしたい」、2位は「自身でやりたい仕事をしたい」で、1位から4位までの順位は2019年と変動はありませんでしたが、5位に「職場の人間関係のストレスがあった」が入ったそうです(2019年は7位)。同じく、順位が上昇したものには「一つの会社に縛られたくない」が2019年では8位だったものが、今回6位に上昇しました。

またフリーランスに必要な能力の1位は、「コミュニケーション力」、2位は「柔軟性」で、3位に「情報収集力(2019年8位)」が上昇しました。

会社員時代よりよかったことの1位は「自分のペースで仕事ができる(ワーク・ライフ・バランスがとりやすい)」がもっとも多く、「仕事以外の自分時間が確保できる」、「やりたい仕事ができる」、「人間関係にストレスを感じなくてよい」が順に多い結果となりました。5位の「通勤ストレスがない」は、2019年は3位でしたが、コロナ禍となり会社員にもテレワークが普及したことで順位が下がったと考えられるそうです。

会社員時代と比較して、フリーランスで苦労していることについての質問でもっとも多かった回答は「収入が不安定」で、続いて「確定申告の手続きが煩わしい」、「社会的信用が低い」が上位にあげられました。2019年と比較しても、大きな変更はなかったそうです。

今後の働き方については約8割がフリーランスを継続したいと回答しています。

一方、1年間のフリーランスとしての年収を質問したところ、「300万円未満」という回答が56.3%でもっとも多いものの、2019年と比較すると7ポイント減少しました。また、「1,000万円以上」という回答も3.3%あり、職種や業界によっては高収入を得ているフリーランスがいることがわかったそうです。

記者: 有限会社にいがた経済新聞社

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