#news

2021年12月26日

コロナ禍での就活に関する調査、オンライン化は「雰囲気分かりづらい」が「遠隔地の企業にエントリー」「オンライン情報が充実」などのメリットも

2020年度就活生が説明会に参加した企業・団体数は8.8社と最も少なくなっています

 

ガリレオスコープ株式会社(東京都)が運営するDX関連情報サイト「まるごとDX」は、22018年から2021年(2018年度から2020年度)に就職活動を経験した若手社会人600人(各年度200人)を対象に、「コロナ禍における新卒採用プロセスのオンライン化」に関する調査を実施しました。

調査では、コロナ禍で就職活動を経験した2021年の新社会人と、コロナ禍以前に就活をした社会人2〜3年目の人の活動状況の違いを比較・分析しています。調査期間は7月5日から8日までで、22歳から27歳の会社員(600人)にインターネットで調査しました。

 

なお詳細は、まるごとDXにて調査レポートで見ることができます。

調査結果によりますと、2020年度就活生が説明会に参加した企業・団体数は8.8社と最も少なくなっています。とくに、前年の2019年度就活生と比べると、2.0社減少しているそうです。

一方で2020年度就活生がエントリーシート(ES)を出した企業・団体数は88.5社、筆記テスト/面接などの選考を受けた企業・団体数では5.7社と、いずれも過去3年間で最も多くなっています。

また、内定を受けた企業・団体数も2.2社と、過去年間で最も多くなっています。

調査では、「リスクヘッジのために選考を受ける社数を増やしたのか、それともオンライン化によって選考が受けやすくなったのか、コロナ禍で就活生たちの意欲はむしろ増していたようだ」と分析しています。

 一方、2020年度就活生に、コロナ禍での就職活動状況についてどう感じたか、答えてもらっています。

もっとも多かったのは「採用担当者やOB・OG、ほかの就活生など人に会う機会が制限された」で29.5%、次いで「業界や企業について研究・情報収集するための機会が制限された」が27.5%でした。

新卒採用プロセスのオンライン化については、「オンライン上では企業や社員の雰囲気が分かりづらかった」(25.5%)、「オンライン上で自分をアピールするのは難しかった」(19.0%)といった課題があった一方で、「遠隔地の企業をエントリー対象にすることができた」(23.0%)、「企業側の工夫で例年よりオンライン上の情報が充実していた」(23.0%)、「オンライン選考のおかげで複数の企業に応募できた」(20.0%)といったメリットもあったと感じられていたそうです。

記者: 有限会社にいがた経済新聞社

こんな記事もいいかも?

2022年3月30日

新潟県内で信用金庫による人材紹介や、事務職へのキャリアチェンジを支援する派遣など、雇用を促進するサービスが次々発表

#news

新潟県内で信用金庫による人材紹介や、事務職へのキャリアチェンジを支援する派遣など、雇用を促進するサービスが次々発表

有限会社にいがた経済新聞社
2022年3月28日

新潟県で学ぶ就活生の約6割が就職活動に対して新型コロナウイルスの影響を受けたと回答、株式会社モザイクワーク(東京都港区)が3月卒業の就職活動が終了した学生を対象に調査

#news

新潟県で学ぶ就活生の約6割が就職活動に対して新型コロナウイルスの影響を受けたと回答、株式会社モザイクワーク(東京都港区)が3月卒業の就職活動が終了した学生を対象に調査

有限会社にいがた経済新聞社
2022年3月28日

株式会社KUNOと長岡技術科学大生が設立した株式会社スタイルアーツが業務提携、長岡技術科学大生をリモートワークのインターン・アルバイトとして紹介するマッチング事業を立ち上げ

#news

株式会社KUNOと長岡技術科学大生が設立した株式会社スタイルアーツが業務提携、長岡技術科学大生をリモートワークのインターン・アルバイトとして紹介するマッチング事業を立ち上げ

有限会社にいがた経済新聞社