#news

2021年12月20日

残業と有休 10年の変化に関する調査レポート、10年間で日本の働き方はどう変わったのか

就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社(東京都)は、「OpenWork 残業と有休 10年の変化」を発表しました。

 この10年間で、「ブラック企業」という言葉が流行語になるなど、労働環境や働き方への意識が大きく変わりました。また2018年に働き方改革の関連法が成立し、長時間労働の是正や休暇の取得、同一労働同一賃金による待遇改善が期待されています。

 こうしたなか、今回の調査レポートでは、OpenWorkに投稿された、社員による残業時間と有休消化率のデータを集計し、10年間の働き方の変化をまとめました。集計期間は2012年1月から2021年11月で、投稿されたデータ(残業時間34万2,737件、有休消化率34万6,506件)を対象としています。

 概要によると、10年間で月間平均残業時間は22時間減少し24時間になりました。とくに10年前に最も残業時間が長かった20代は、2021年では最も少ない23.5時間になったそうです。

また有休消化率は19%向上。こちらも20代での向上が著しく、2021年では最も高い63.3%で、40から50代と7ポイントの差があったそうです。

一方、10年間で最も残業時間が減った業界は「建築、土木、設備工事」でマイナス37.6時間。また最も残業時間が少ない業界は「ファッション、アパレル、繊維」で13.5時間だったそうです。

10年間で最も有休消化率が向上した業界は「証券会社、投資ファンド、投資関連」でプラス29.7ポイント、最も有休消化率が高い業界は「通信、ISP、データセンター」で73.2%だったそうです。

 詳細は下記サイトにて確認できます。

https://vorkers.com/hatarakigai/vol_91

記者: 有限会社にいがた経済新聞社

こんな記事もいいかも?

2022年3月30日

新潟県内で信用金庫による人材紹介や、事務職へのキャリアチェンジを支援する派遣など、雇用を促進するサービスが次々発表

#news

新潟県内で信用金庫による人材紹介や、事務職へのキャリアチェンジを支援する派遣など、雇用を促進するサービスが次々発表

有限会社にいがた経済新聞社
2022年3月28日

新潟県で学ぶ就活生の約6割が就職活動に対して新型コロナウイルスの影響を受けたと回答、株式会社モザイクワーク(東京都港区)が3月卒業の就職活動が終了した学生を対象に調査

#news

新潟県で学ぶ就活生の約6割が就職活動に対して新型コロナウイルスの影響を受けたと回答、株式会社モザイクワーク(東京都港区)が3月卒業の就職活動が終了した学生を対象に調査

有限会社にいがた経済新聞社
2022年3月28日

株式会社KUNOと長岡技術科学大生が設立した株式会社スタイルアーツが業務提携、長岡技術科学大生をリモートワークのインターン・アルバイトとして紹介するマッチング事業を立ち上げ

#news

株式会社KUNOと長岡技術科学大生が設立した株式会社スタイルアーツが業務提携、長岡技術科学大生をリモートワークのインターン・アルバイトとして紹介するマッチング事業を立ち上げ

有限会社にいがた経済新聞社