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2022年3月9日

連合新潟が2022年の春闘における要望書を新潟県の花角英世知事へ提出

新潟県の花角英世知事(写真左)と連合新潟の牧野茂夫会長(写真右)

連合新潟は9日、職場におけるジェンダー平等や看護介護職の賃上げ関連など、春闘における15項目を記載した要望書を新潟県の花角英世知事へ手渡し、意見交換を行いました。

連合新潟では例年、春闘に関わる要請行動を実施しています。2022年の要請では、職場におけるジェンダー平等の推進や、男女の育休取得について「社会全体で互いに理解し支え合い協力する雰囲気醸成を促進すること」、また従業員101人以上の企業に勤めるパート・アルバイトの社会保険加入の周知などの労働環境対策を求めました。

また、長引くコロナ禍の影響を受ける宿泊、飲食、交通事業者への引き続きの支援や、介護・看護など従事者の賃金引き上げの関連に加えて、UIJターン対策の促進についても盛り込みました。

連合新潟の牧野茂夫会長は意見交換後、「オミクロン株によって県内経済も厳しい状況になっており、さらなる支援を含めて要請したが、知事も認識は一致していると思う」と話しました。

また女性活躍に関しては、「県庁内では女性を重要なポストに登用するなど県としては進んでいるが、企業ではまだ遅れているのではないか、というところを含めて意見交換させてもらった。(花角知事からは)『労働局とも連携できるところは、しっかりとした周知などの対応をしていく』と答えをいただいた」といいます。

連合新潟では2021年10月に県予算に関する施策要望を提出しており、今回の要望とも一部重なる部分があります。施策要望への回答は3月に出される予定であるため、連合新潟ではその状況も見ながら「引き続き知事との連携ができる対応をしていきたい」(牧野会長)といいます。

記者: 有限会社にいがた経済新聞社

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